暗殺色のポイズンパリィ

キャラクター
キャラ名 説明 台詞数
スティム 27歳 雇われの傭兵 54
ブルーフラス 17歳 魔法剣士の青年 47
アリシア 18歳 クライジュエル国、第三皇女 33
レイズベリヤ 25歳 皇女の護衛女騎士 41


役名 番号 台詞 注釈
☆ギルゲスト王国、訓練所。剣を打ち合う音が響いている。
スティム 001_001 「ーッ!!、うおっ!」 尻もちをつく
ブルーフラス 002_001 「また僕の勝ちだ、スティム」
スティム 003_002 「テッメェ、ブルーフラス!最後、魔法使って加速したろ!きたねぇぞ!」
ブルーフラス 004_002 「気のせいだ」
スティム 005_003 「なワケあるかー!、急に剣速がシュビンってお前!あれがなきゃ俺が勝ってたのによォ」
ブルーフラス 006_003 「フン、うぬぼれるな。君が僕に勝つなど、万に一つの可能性もない」
スティム 007_004 「こんにゃろ〜、言わせておけば!よぉし今日は珍しく他の兵士達もいないし、心行くまでやらせてもらうぜ!」
ブルーフラス 008_004 「いいだろう、何度だって膝をつかせてやる」 剣を構える
スティム 009_005 「その剣を下すまでに俺を斬り損ねたら、お前の負けだ…ぜ、って、ん??、ブルーフラス」 後ろから誰か来てるよ
ブルーフラス 010_005 「…ん?」
アリシア 011_001 「訓練中、失礼しますわ」
ブルーフラス 012_006 「アリシア?…君がどうしてここに」
アリシア 013_002 「三ヵ月前の修行以来ですわね、ブルーフラス」
スティム 014_006 「ーッ!?な、なんだなんだ、ブルーフラス、知り合いか」
ブルーフラス 015_007 「クライジュエル第三皇女、アリシアだ。」
スティム 016_007 「なんてこった姫様かよ、しかもめちゃくちゃ可愛いじゃねぇか!…お、俺は傭兵をやってるスティムだ、ぜ、是非!仲良くしてくれー」 レイズベリヤ割って入る
レイズベリヤ 017_001 「止まれ。それ以上、姫様に近づくと斬る」 アリシアの前に立つ
スティム 018_008 「ぐ…護衛か。握手くらいいいじゃねぇかよ、ハグとかさぁ…」
アリシア 019_003 「ベリー、ブルーフラスのご友人に失礼ですわ。私はアリシア、よろしくお願いしますわスティム」
スティム 020_009 「ええ、こちらこそ」 めちゃいい声で
ブルーフラス 021_008 「護衛は一人か」
アリシア 022_004 「あまりに大勢でおしかけるのもなんですから、他は外で待たせていますわ。ベリー一人で十分ですもの」
レイズベリヤ 023_002 「勿体なきお言葉です」
ブルーフラス 024_009 「…」 あれ?こいつどこかで見たことあるぞ?
スティム 025_010 「くぅ〜姫様の護衛かぁ、いいなぁ〜俺もなりてぇ〜よ〜護衛」
ブルーフラス 026_010 「しかし、一国の姫君が、随分と気軽に訪ねてくるんだな」
アリシア 027_005 「あら、ルグス国王には前もって了承を得ていますわよ」
ブルーフラス 028_011 「聞いていないぞ」
アリシア 029_006 「はぁ…出迎えもなし、外には見張りの兵士の一人もいない。まったく、この国の対応はどうなってますの。貴方にも用があるとお伝えしておいたのに」
スティム 030_011 「いつもはこのくらいの時間になると、兵士たちも集まるんだけどな。今日はどこかで模擬戦闘でもやってるんじゃないか」
レイズベリヤ 031_003 「姫様、急な連絡となってしまった為。ブルーフラス様にはまだ知らされていないのではないでしょうか」
アリシア 032_007 「そうですわ。貴方、王国の騎士団に属していないのですってね」 思い出したように
スティム 033_012 「そうそう、ブルーフラスは俺と違って王国と契約結んでないもんなぁ。いつもどこで何してんのかわかんねぇから、伝達の兵士が見つけられなかったんじゃねぇか」
ブルーフラス 034_012 「剣士一人、見つけられないとは。王国の兵士も底が知れるな」
スティム 035_013 「相変わらず手厳しいねぇ」
ブルーフラス 036_013 「それで、アリシア。要件はなんだ」
アリシア 037_008 「貴方という人は…久々の再会だと言うのに、お話の一つも出来ませんの?…まあ、いいですわ。これを渡しにきたんですの」 書簡を渡す
ブルーフラス 038_014 「これは…?」
アリシア 039_009 「来月取り行う、二ヵ国合同演習に関する書簡ですわ。ギルゲスト騎士団とクライジュエル魔道部隊の連携を、唯一の魔法剣士である貴方に指揮をとってもらいたいと」
スティム 040_014 「マジかよ、すげぇなブルーフラス。二ヵ国の軍の指揮をお前がとるのか」
ブルーフラス 041_015 「僕がそんな面倒な仕事受けるわけがないだろう。」
アリシア 042_010 「わざわざ、私が出向いているというのに、断らせるわけがありませんわ。既にルグス国王の許可も頂いてましてよ?」
ブルーフラス 043_016 「拒否権はないということか」
アリシア 044_011 「国民も貴方の活躍を期待しておりますわ。頼みますわね」
レイズベリヤ 045_004 「…姫様、そろそろ」
アリシア 046_012 「そうですわね」
スティム 047_015 「え、アリシアちゃん、もう行っちゃうの?!」
アリシア 048_013 「ええ、ルグス国王のもとへ伺うお約束をしておりますの」
スティム 049_016 「くぅ〜。もっと話したかたったのに!もしその後時間あったら俺、城下町とか全然案内するからね!」
アリシア 050_014 「ふふふ、楽しみにしていますわ。では」 アリシアOUT
レイズベリヤ 051_005 「失礼します」
ブルーフラス 052_017 「…なあ、護衛の君。」
レイズベリヤ 053_006 「…はい、なんでしょうか」
ブルーフラス 054_018 「…以前どこかで僕にあったことはないか」
レイズベリヤ 055_007 「いえ、ブルーフラス様にお会いするのは初めてです。」 レイズベリヤOUT
ブルーフラス 056_019 「そうか。呼び止めてすまなかった」
スティム 057_017 「どうした?ブルーフラス。ナンパなら、その手はだいぶ古いぞ」
 ブルーフラス    「少し気になることがある」  
スティム 058_018 「ふ〜ん。ベリーだっけか。不愛想で可愛げはねぇが。ありゃ相当な凄腕だな。お前が気に入るのもわかるぜ」
ブルーフラス 059_020 「そういう話ではない」
スティム 060_019 「俺は気にいらねぇけどな!第一あんな細い剣で、姫様本当に守れんのかよ。俺を護衛にしてくんねぇかなぁ〜」
ブルーフラス 061_021 「…細い剣。…ッ!、そうか奴は−だとしたら、まずいッ!」 気付き、走り出す、OUT
スティム 062_020 「あ、おい、ブルーフラス!どこ行くんだ!?おい!…、急になんだってんだ?」 追いかける、OUT
☆アリシア、レイズベリヤIN
アリシア 063_015 「…こ、これは一体…」 護衛が6人が死んでいる
レイズベリヤ 064_008 「…皆、一突きで急所をやられている…即死です。」
アリシア 065_016 「そんな我が国の精鋭を集めた護衛部隊ですのよ…」
レイズベリヤ 066_009 「おそらく、不意を突かれたのでしょう。」
アリシア 067_017 「不意ですって…?彼らに限って…ましてや他国の領土内において、隙を見せるなどありえませんわ」
レイズベリヤ 068_010 「いえ…ありえないことではありませんよ。現に姫様」
アリシア 069_018 「…え、ベリー…?」
レイズベリヤ 070_011 「今の貴女…隙だらけじゃないですか」 斬りかかる
アリシア 071_019 「ーッ!!」 斬られる!?
☆SE剣を弾く音
レイズベリヤ 072_012 「―ッ!…ブルーフラス」
☆ブルーフラス、スティムIN
ブルーフラス 073_022 「その眼、その殺気。間違いない。紫黒の細剣(シコクのサイケン)レイズベリヤ、確かそう呼ばれていたね。南の大国エルギオス以来だな。
レイズベリヤ 074_013 「大きくなったわねブルーフラス、忌々しい魔法剣士さん、…また私の邪魔をするつもりかしら」
アリシア 075_020 「…ベリー、どうして…、痛ッ…。」 少し切り傷有
スティム 076_021 「のわー!なんだこれ!どうなってんだ!?エマージェンシーか!あぁ!アリシアちゃん!右肩から血が!!」
アリシア 077_021 「大丈夫…掠り傷ですわ」
ブルーフラス 078_023 「道理で見張りの兵士がいないわけだ。仕組んだね?」
レイズベリヤ 079_014 「3年もかけて入念に準備したのよ。前回は誰かさんのせいでエルギオスの大臣を殺し損ねちゃったから」
スティム 080_022 「あー!思い出した!あの5年前の大臣が暗殺されかけたっていうやつか…。ん、なにぃいい護衛のそいつが、その時の犯人なのかブルーフラス!?」
ブルーフラス 081_024 「出逢った時は召使いで、今は護衛騎士か。器用なものだな」
アリシア 082_022 「…ずっと、騙していたんですの…?」
レイズベリヤ 083_015 「やめしょう姫様。もうそういうやり取り、飽きちゃって、うんざりなの」
ブルーフラス 084_025 「懲りずに今度は皇女の暗殺か。大方、罪をこの国に着せて戦争の火種にでもしようと企んでいるのだろう。…残念だが、僕がいる以上、今回も君の計画は失敗に終わる」
レイズベリヤ 085_016 「あら、それはどうかしら?」
ブルーフラス 086_026 「…なに?」
アリシア 087_023 「…ぐっ…」 倒れる
スティム 088_023 「アリシアちゃん!?」
レイズベリヤ 089_017 「ふふふ。私の剣は、ちゃんと避けなきゃ駄目よ」
ブルーフラス 090_027 「…ッチ、毒か」
スティム 091_024 「ど、毒!?そりゃまずい、早く解毒しねぇと、ブルーフラス、アリシアちゃんを医務室へ!」
ブルーフラス 092_028 「…。わかった。ここは君に任せる」 ブルーフラス、アリシアOUT
レイズベリヤ 093_018 「逃がすと思う?」 剣を構え追う
スティム 094_025 「おっと〜、ここから先は行かせないぜっ、ベリーちゃんよォ」 立ちはだかる
レイズベリヤ 095_019 「はぁ…役不足もいい所だわ。たかが傭兵風情が…。…アンタ、死ぬわよ」
スティム 096_026 「そうだな。だが、今日じゃない」
☆レイズベリヤ、スティムOUTブルーフラス、アリシアIN
アリシア 097_024 「ハァ…ハァ…」
ブルーフラス 098_029 「やれやれ、君は面倒ごとのバリエーションが豊富だな。勘弁してほしいものだ」
アリシア 099_025 「……いけませんわ…ベリーは騎士団の中でも一位二位を争う…剣の腕…このままじゃ、スティムが…」
ブルーフラス 100_030 「血が止まらない、筋肉も麻痺している……出血毒と神経毒の混合毒か…また厄介な」
アリシア 101_026 「…ちょっと…聞いていますの…、スティムが殺されて…しまいますわ…」
ブルーフラス 102_031 「スティムは大丈夫だ心配するな、あいつが剣を使う相手に負けることはない。それより問題は君だ、このままじゃ間違いなく死ぬぞ」
アリシア 103_027 「…そんなに…酷いんですの」
ブルーフラス 104_032 「ああ、特殊な毒だ、どの血清や解毒薬を使えばいいのか専門家にもすぐにはわからない。解毒するには、癒し魔法しかない」
アリシア 105_028 「…。…皇女として覚悟を持って…生きてきたつもりでしたが……まさか、三ヵ月前に出逢ったばかりの貴方の腕の中で眠るなんて…想像もしていませんでしたわ」
ブルーフラス 106_033 「勝手に人の腕を墓にするな。死ぬなら余所で頼む」
アリシア 107_029 「…最期まで…優しくしてはくださらないのです…わね」
ブルーフラス 108_034 「安心しろ、このまま見捨てるつもりはない。」
アリシア 109_030 「……いいんですのよ…癒し魔法なんて…難度の高い魔法…使える術者なんて早々いない…打つ手なしですわ…。」
ブルーフラス 110_035 「僕がいる。シェリーから借りた癒し魔法初級魔導書、これで解毒魔法キルアスプを今から覚える」
アリシア 111_031 「な、…いま…から…?そんなこと」
ブルーフラス 112_036 「初級とは言え、習得の難しい癒し魔法だ…並みの魔法使いには到底無理だが。僕は天才だ、毒が回る前にマスターしてみせる」 本を読みながら
アリシア 113_032 「…大した…自信…ですわね」
ブルーフラス 114_037 「…僕を信じろ…そして、アリシア、死ぬな」
アリシア 115_033 「…わかり…ました…、…わたくし、貴方に助けていただくと…決めましたわ……」
☆ブルーフラス、アリシアOUTレイズベリヤ、スティムIN
スティム 116_027 「ック!!」 剣を弾き受け流す
レイズベリヤ 117_020 「―ッ!!」 剣を弾かれる
スティム 118_028 「…っと、今のは危なかった。流石、音無き剣速…柴黒の細剣(シコクのサイケン)レイズベリヤ。加速したブルーフラスの剣で目が慣れてなきゃ、今頃お陀仏だったな。朝、訓練しててよかったぜ」
レイズベリヤ 119_021 「私の剣を三度も…、ありえない…。…剣筋を読むなんて、小賢しい真似してくれるじゃない。…アンタ…ただの傭兵じゃないようね」
スティム 120_029 「さぁて、自分では、ただの傭兵のつもりなんだけどな。」
レイズベリヤ 121_022 「少しは討ち返してきたらどうなの…。馬鹿にしているつもり」
スティム 122_030 「滅相もない。攻撃は専門外なんだ。それに、今回の仕事は足止めだからな」
レイズベリヤ 123_023 「ご立派ね。いくら私を足止めしようが無駄よ。あの娘はもう助からないわ、この剣に塗ってある猛毒は特殊なの、掠り傷でも十分、致死量になるわ」
スティム 124_031 「そう思うなら、べりーちゃんは何故あとを追うのかな?」 ニヤニヤ
レイズベリヤ 125_024 「…ムカつくわねアンタ」
スティム 126_032 「それよく言われるよ」
レイズベリヤ 127_025 「いいわ、一介の傭兵如きに本気を出すのは剣士として恥だけど…これ以上、時間をかけるわけにはいかない」
スティム 128_033 「本気じゃなかったのかよぉ…」
レイズベリヤ 129_026 「アヤメ・ベニフジ・リンドウ…」 技発動準備
スティム 130_034 「…剣技誓いか・・、仕方ない…。過ぎゆく理の残影(コトワリのザンエイ)」
レイズベリヤ 131_027 「誇りに思いなさい、私の剣で死ねることを…。―染細工、白刃閃光(そめざいく、しらはせんこう)ーヒバカリ!!!」 高速で無数の刺突を繰り出す
スティム 132_035 「即眼流…構え回帰の鐘(そくがんりゅう、かまえ、カイキのカネ)」 全ての剣技を見切る構え
☆無数の刺突を全て、受けきるスティム
レイズベリヤ 133_028 「…ッ…私の攻撃を、全て弾いたというの…」 ショック
スティム 134_036 「残念だが俺の勝ちみたいだな。お前じゃ、俺は斬れない」
レイズベリヤ 135_029 「…全ての剣劇を消し去る男…。アンタ…エルギオスの傭兵、イレイサーね」 気付く
スティム 136_037 「驚いた。しがない傭兵のことまで知ってるのかベリー、殺し屋じゃなきゃ口説いてたよ。今はエルギオスを放れ、雇われの傭兵だ。主な仕事は綺麗な女暗殺者のお会いてをすること、覚えてて」
レイズベリヤ 137_030 「まさか、アンタもギルゲストに居るとはね、剣を持つものが彼を斬ることは出来ないと言わしめた名も無き傭兵…剣士なら誰だって知ってるわよ」
スティム 138_038 「そりゃ光栄だ。どうだ、お互いの力量もわかったことだし、このまま平行線ってのもスマートじゃない。剣を収めないか」
レイズベリヤ 139_031 「わかってることは聞くもんじゃないわよ…。アヤメ・ベニフジ・リンドウ…」
スティム 140_039 「ったく、これだから強い女は…。おーけーヘトヘトになるまで剣を振らせてやるよ!」
レイズベリヤ 141_032 「―染細工、白刃閃光(そめざいく、しらはせんこう)ーヒバカリ!!!」
スティム 142_040 「即眼流…構え回帰の鐘(そくがんりゅう、かまえ、カイキのカネ)」
レイズベリヤ 143_033 「ふふっ」 企み笑み
スティム 144_041 「ーッなに!!」
レイズベリヤ 145_034 「マジックアイテムー束縛の鳥籠ー(そくばくのとりかご)!」
スティム 146_042 「…足を―っチィ!!・・うぉおおおお!!」 弾ききれず、腕を浅く斬られる
レイズベリヤ 147_035 「…足の動きを封じられている状態にして、ようやく一太刀…見事よスティム」
スティム 148_043 「ぐぅ…ハァハァ…、初めて名を呼んだな…もしや…俺に惚れた…?」
レイズベリヤ 149_036 「どうかしらね、あの世で答えてあげるわ、傭兵さん」
スティム 150_044 「ッグゥ……神経毒か…、こりゃこれ以上は無理だな…。やれやれ…魔法はナシだろ…」
レイズベリヤ 151_037 「予め魔力を込めておいたマジックアイテムよ。本当なら魔法剣士さんの足を殺す為の物だったのに」
スティム 152_045 「そうか、なら…それはそれで良かった。あいつがこんなの喰らったら、ひとたまりも…ないからな…いい仕事したぜ俺…」
レイズベリヤ 153_038 「涙ぐましい友情ね。反吐が出そうだけど、アンタの生き様は、まあ悪くなかったわ。それじゃ、さようなら」
ブルーフラス 154_038 「―スティム!!」 ブルーフラスIN
スティム 155_046 「ウラァアア!!!」 剣を弾く!
レイズベリヤ 156_039 「っく!―まだ動けるの!?」
ブルーフラス 157_039 「君が僕以外に斬られたのか…無様だな」
スティム 158_047 「命からがらで戦った友に対して…それかよ…。…アリシアちゃんは…?」
ブルーフラス 159_040 「無事だ。今は安全な所へ移した。…待たせたな」
スティム 160_048 「ふぅ…ホント、遅ぇよ…」
レイズベリヤ 161_040 「あーあ、…どうやら…また失敗したようね」
ブルーフラス 162_041 「さて、どうするレイズベリヤ。もうじき、ここにも兵士が来るぞ」
レイズベリヤ 163_041 「ふふふ、いいわ。今日の所は私の負けよ。でも次は…必ず殺すわ」 レイズベリヤOUT
スティム 164_049 「…消えた…。…ハァ〜〜〜、とんでもない女だった…。逃がして…よかったのか?」
ブルーフラス 165_042 「あのまま戦っていれば、その間に君が毒で死ぬ」
スティム 166_050 「…ん、そんなすぐ…死ぬやつなの…これ、ヤバイじゃん…。治して」
ブルーフラス 167_043 「僕はあの程度のマジックアイテムでやられたりはしない」
スティム 168_051 「…え」
ブルーフラス 169_044 「誰が、ひとたまりもないと言うんだ?」
スティム 170_052 「…あ〜、いや、その…あれは…ほら、カッコつけたかったって言うか…な・…あ!…あぁ〜…毒が!…毒が回ってきた!…あ〜しんどい、ブルーフラスくん。しんどいです」
ブルーフラス 171_045 「解毒魔法を忘れた」
スティム 172_053 「…えー!!〜いや無理無理…急がないとだって、結構、意識ギリギリなんだから…マジだから…」
ブルーフラス 173_046 「アリシアは5分耐えたぞ」
スティム 174_054 「5分!…いや、ちょ、…一番の功労者に…そりゃねぇよ相棒…ヘルプ!…ヘルプミィイイイ!」


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